多部未華子ちゃん @GM〜踊れドクター


GM〜踊れドクター #3 [TBS系]
2010/08/01


第1話第2話は状況説明・キャラクター紹介を行いつつ,未華子ちゃんが勤務先の総合診療科 (以下,総診) の主導権を握る(笑)までを描いたドラマ導入部だったと言えます.今回の第3話からは総診の各キャラクターを主役としたエピソードが続くようです.

依然として総診は病院経営陣からお荷物扱いされており,今回も1名の人員削減を求められるという事態に.椎名桔平部長はアニメオタクで対人恐怖症の吉沢悠医師をリストラ候補と決めたのですが,未華子ちゃんはそんなリストラ方針に憤慨して断固として闘う決意です.

ということで,今回の主役は吉沢先生ですな.

吉沢先生が総診に必要不可欠な有能な医師であることを立証してリストラを阻止してみせるわ.見てらっしゃい!

うむ.闘志に満ちたいい眼です.(笑)

ということで,その日に担ぎ込まれた急患を対人恐怖症の吉沢先生が担当することになります.この患者の治療で成果を挙げてリストラを阻止するのです.未華子ちゃんは吉沢先生を全力でサポート.

その吉沢先生が担当することになった患者が,実は吉沢先生と同じくアニメオタクで,しかも同じ作品のファンクラブ(のようなもの)のメンバーでした.そんなわけで,いつもは同僚とも患者とも話をしない吉沢先生がその患者とは会話を交わし,オタク同士の友情と信頼が生まれるのです.この辺の経緯も面白かったのですが,バッサリ割愛します.(^_^;

とりあえず未華子ちゃんの様々な表情を掲載してお茶を濁しておこう.(笑)

紆余曲折の末,吉沢先生のリストラは阻止されます.笑顔の未華子ちゃんですが,しかし総診から1名を削減しなければならないという状況は変わりません.さあ,総診の明日はどっちだ!?

うーむ,こんな風に総診の各キャラクターが主役となるエピソードでは,未華子ちゃんの活躍が相対的に減ってしまう感がありますな.今後数回にわたってこんな感じなのかなぁ.

いちいち紹介はできませんが,細かい設定や台詞回しなどは依然として可笑しくて面白いです.未華子ちゃんもいい味出してます.(笑)


ついでと言っては何ですが,これが今回主役の吉沢悠先生と彼の担当患者が共に熱烈なファンだったアニメ作品「美少女戦士ラブラブムーン」です.もちろんセラムンのパクリです(笑).主人公の女の子は三日月ルナちゃん,キメ台詞は「月と一緒にダメ出しよ!」だそうですよ.(^_^;


本日の小池栄子先生.ますます普通のお医者さんになってしまって残念.(^_^;



GM〜踊れドクター #4 [TBS系]
2010/08/08


前回以来,未華子ちゃんの勤務先の総合診療科 (以下,総診) では1名の人員削減を求められています.今回は職場の人間関係,冠婚葬祭と宴会にしか興味の無い生瀬勝久医師がリストラ候補となってしまいました.ということで,今回の主役は生瀬先生です.

リストラ候補となった生瀬先生はもともとあまり無い(笑)やる気をさらに失ってしまい,診察を受ける患者の方が生瀬先生の様子を心配する有様です.そんな患者さんに「リストラなんです」と事情を説明する未華子ちゃん.

って言うか,未華子ちゃん,勝手にそんなことしゃべっていいの? (^_^;

その生瀬先生の担当患者の容態が急変してしまいます.未華子ちゃんたちは一生懸命治療に当たるのですが,治療すればするほど状態が悪化するという悪循環に陥ってしまいます.

うーむ,こうして未華子ちゃんの表情を切り取っていくと緊張感のあるまともな医療ドラマみたいに見えますな.(^_^;

上掲左画像で未華子ちゃんたちが見ているのは患者のレントゲンやCTスキャン画像……などではなく,とある宴会で渾身の安来節を踊る生瀬先生を撮影したVTRです(笑).生瀬先生ももともとは有能な医師なのですが,ある挫折を経験してから仕事への熱意を失い,人間関係を利用した世渡りに終始するようになったのでした.

紆余曲折はバッサリ割愛しますが(^_^;),ファイヤー東山紀之先生以下の活躍で患者の治療に成功し,生瀬先生もなんとかリストラを回避できたようです.上掲右画像のシーン,生瀬先生を呼び止めようとする未華子ちゃんの言動が可笑しかったです.(笑)

ということで,前回は対人恐怖症のネガティブ吉沢悠医師を主役として彼がポジティブに変貌してゆく様が描かれ,今回は冠婚葬祭・宴会部長の生瀬勝久医師が立ち直って失われていた息子からの尊敬をも取り戻す様 (このあたりの経緯は割愛しました) が描かれました.

要するに,前回の第3話,今回の第4話,そしておそらく次の第5話は総診のダメ医師たちのキャラクターを掘り下げ,彼らが再起する過程を描くエピソード群というわけですな.その分,相対的に未華子ちゃんの活躍が少なくなる感がありますが,それはしょうがないか.

ちょっと気になるのが,第1話第2話でよく見られたお笑いの要素,突き抜けた馬鹿さ加減とか,ちょっとした笑いを誘う可笑しさのようなものパワーダウンした感があることです.第3話はまだアニメオタクネタというカンフル剤で勢いを保っていましたが,今回の第4話はややトーンダウンして“普通”の医療ドラマに漸近しつつあります.それではいけません! (^_^;


本日の小池栄子先生.次回は小池先生が主役となるエピソードのようです.なにやら辞表を書いていたみたいですが,どうしたのでしょうか.


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