多部未華子ちゃん @鹿男あをによし


鹿男あをによし #1(再放送) [フジTV系]
2009/03/03


今更ながら「鹿男」の第1話を補完です.このドラマが放送されたのが2008年春,再放送されたのが2009年春,そして補完している現在は2010年5月です(汗).ずいぶん時間が経ってますなぁ.(^_^;

さて,人生何かとうまく行かない主人公の玉木宏氏は在籍していた大学の研究室を追い出され,奈良県の某女子高に教師として赴任することに.そしてその赴任先の担当クラスに未華子ちゃんがいました.

未華子ちゃんは玉木先生の赴任初日から遅刻して登校.そして謝りもせず挨拶もせずに着席しちゃってます.

玉木先生から遅刻した理由を問われた未華子ちゃんは「マイ鹿が駐禁を取られました」とワケのわからんことを言ってます.玉木先生が冗談を抜かすなと言うと,未華子ちゃんは「先生は地元の人じゃないから知らないでしょうが,奈良では鹿に乗るんです」と荒唐無稽な反論をする始末.

未華子ちゃんの態度を問題視した玉木先生は,生徒指導の先生とともに放課後に未華子ちゃんを呼び出して指導するのですが,未華子ちゃんは「ただの冗談なのに,いちいち大げさな」と反抗的な態度を崩しません.

翌朝,玉木先生は教室の後ろの黒板に「チクリ」と大書してあるのを発見.昨日の未華子ちゃんの態度を生徒指導の先生に話したことについての,未華子ちゃんから玉木先生への反駁であることは明らかです.

その日,玉木先生が商店で安売りのパンツを買うと,その翌朝には後ろの黒板に「パンツ三枚千円也」と大書.これも未華子ちゃんの仕業でしょう.玉木先生が「言いたいことがあるならはっきり言え」と言うと,未華子ちゃんは表情一つ変えずに「いくらなんでも三枚千円は安すぎだと思います」などと言いやがります(笑).そういう問題じゃないだろうと.(^_^;

その後も,玉木先生が同僚の綾瀬はるか先生の案内で奈良の名所を散策していたら,その翌日には「かりんとうとラブラブ」と大書 (『かりんとう』は綾瀬先生のあだ名).玉木先生が戯れに鹿せんべいをかじってみたら,その翌朝には「鹿せんべいそんなにうまいか」と大書です.

困り果てた玉木先生は未華子ちゃんと面談の機会を設けたのですが,未華子ちゃんは「先生のことは嫌いです.理由は言いたくありません」と取り付く島もありません.さらには「いちいち何でも気にしすぎなんです.ちょっと神経が細いんじゃないですか」と減らず口を叩く有様.そんなことを言われても,あんな生活の全てを監視されているような板書を連日見せられたら普通は気にしますって.(^_^;

一連の板書はいずれも未華子ちゃんの仕業に違いありません.しかし,ひとつ大きな謎があります.未華子ちゃんは何故玉木先生の細かい行動を知っているのでしょうか.

その後,玉木先生の前に人間の言葉をしゃべる“神の使いの鹿”が姿を現し,玉木先生の行動を逐一監視していたのはその鹿であること,未華子ちゃんの板書はその鹿からの情報提供に基づくものであることが示唆されます.ということは,未華子ちゃんも単に反抗的で嫌味な女子高生なのではなく,“神の使いの鹿”とコンタクトを取って何事かを為そうとしているということなのでしょう.いったい何が起ころうとしているのでしょうか.

……といったところで,第1話は終了.なるほどねー,こんな風に始まったのかと世間の皆様から2年遅れで楽しんでいる今日この頃です.


ついでと言っては何ですが,主人公・玉木先生の同僚として出演の綾瀬はるか先生です.綺麗ですねー.いい味出してます.


この画像,何が映っているのか非常にわかりにくいのですが,ドラマ冒頭に姿を現した深海魚・リュウグウノツカイです.まことにどうでもいい話ながら,リュウグウノツカイが登場したドラマってこれが初めてではないでしょうか.



鹿男あをによし #2(再放送) [フジTV系]
2009/03/04


今回の未華子ちゃんは出番が少なかったですな.未華子ちゃんは主人公の玉木宏先生の下宿を訪ねて来たのですが,未華子ちゃんの姿に気付いた下宿のおばさんが声をかけると何も言わずに去って行きました.玉木先生に何か言いたいことがあったのでしょうかね.

さて,“神の使いの鹿”が言うには,玉木先生は日本を危機から救う儀式を執り行うための“運び番”という役目に選ばれたのであり,京都にいる“狐の使い番”という役目の女性から“眼”あるいは“サンカク”と呼ばれる儀式に必要な道具を受け取ってその鹿に渡さなければならないのだとか.

一方,玉木先生は綾瀬はるか先生に学校の剣道部顧問を押し付けられてしまったのですが,姉妹校間の剣道部対抗戦の優勝プレートが“サンカク”と呼ばれていること,その“サンカク”は京都にある姉妹校の剣道部が獲得していること,そして京都の姉妹校の剣道部顧問が女性であることなどを知って驚きます.あの鹿の話と奇妙に符合することが多いのです.

そしてある朝,鏡を覗いた玉木先生は自分の顔が鹿の顔になっていることに気付いて腰を抜かします (他人が見れば従前どおり人間の顔だが,自分で鏡を見ると鹿の顔になっている).なんだかワケのわからないことに巻き込まれて行く玉木先生なのでした.



ついでと言っては何ですが,今日も素敵な綾瀬はるか先生です.剣道着も似合いますね.今回の綾瀬先生は可愛らしかったですな.


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